2015年7月27日月曜日

常識をくつがえした最新の痩せる方法

 ダイエットといえば、食べることを減らすのが当たり前のよう
に考えられます。
 特に炭水化物が太るとされ、米の消費量も減っていますが、海
外では米はヘルシーな食材として知られ、本来はダイエットフー
ドとなるものです。

 ご飯で太ることはなく、問題は排便しないことにあります。

 どんな食材でも食べたからといって、必ず消化吸収するという
ことはなく、ほとんどが腸に残るのですが、その自覚がありませ
ん。また、腸に食べた物が沢山たまっても便意がなく、積極的に
排便しないと、腸内がいっぱいになり、次に食べた物が胃に長く
とどまることになり、それを体に吸収して、この悪循環で太るこ
とになります。
 食べる量が少ないと排便しづらく、上記のような状態になりま
す。

 すべての生き物は食べたら排便するのが常識だったのですが、
人間だけが排便をおろそかにするようになりました。
 それは、人間がまだ四足歩行をしていた頃、極端な食糧不足に
なり、すこしでも胃に長く食べた物をとどめ、空腹をしのごうと
した結果、二足歩行にいきついたのではないかと考えられます。
 類人猿が四足歩行と二足歩行の中間の姿勢をしているのが、初
期の人間の姿勢で、その後、道具を手に持つようになり、完全な
二足歩行へと移行したのだと思います。
 その証拠に、人間の脳は大きくなるという進化をしているのに、
内臓はその位置や向きを変えていません。これは四足歩行の時に
は問題ないのですが、二足歩行になると内臓が重力で下に行こう
とし、食べることで胃が重くなり、さらに腸を圧迫することで、
胃に長くとどまるということになります。
 大腸にいたっては、食べた物が下から上に移動しなければなら
ないというところもあり、これでは排便がしづらくなるのは当た
り前です。
 その上、人間は服を着るようになり、ますます排便から遠ざか
りました。

 ようするに、排便の意識を変え、沢山食べて排便することを習
慣にするだけで体重を減らすことができ、胃腸内の老廃物や悪玉
細菌を排出して、生活習慣病やガンの予防になり、ぜん動運動を
活発にすることで、胃腸を鍛えることもできます。

 食べる物(食材)に制限はありません。
 太っている人は野菜を嫌う傾向がありますが、肉や油物を食べ
ることも問題はありません。
 食べる前のカロリーコントロールは、それをいくら吸収して、
いくら排泄するか分からないので、意味がありません。

 排便が楽になる食べ物がありますが、そればかり食べていると
便秘になります。
 今、私がもっとも利用しているのは、コーン(とうもろこし)
の水煮です。
 これを料理やご飯に混ぜれば、野菜嫌いでも抵抗なく食べても
らえると思います。
 また、もやしは根を取らず、長さを2から3センチのざく切り
にして、料理に加えたり、玉子と混ぜてオムレツのようにするの
もいいと思います。
 これらは、絶対に食べなければいけないという物ではなく、短
期間で排便を効率よくする最適の料理です。

 このように私の方法に特別なテクニックはありません。しいて
言えば、沢山食べたら、できればしばらく横になり、食べた物を
胃から腸へと移動させることです。

 排便には順序が3パターンあり、私は、前座、真打、とりと呼
んでいます。
 前座の便は固く、ほとんどの人は、これが出ただけですべて排
便したと思い込みます。
 前座の出た後(一旦トイレから出た後)、便意があり、これを
私は「便意のよみがえり」とか「真打の出囃子(でばやし)」と
呼んでいます。この時に排便することができれば、真打が出てき
ます。
 真打の便はやわらかく、量も考えられないぐらい多く出ます。
この後、さらに便意があると、とりが出ます。
 とりの便は、下痢と同じ状態です。でも病気の下痢とは違い、
食べた直後の物は水分を多く含んでいるので、それが出るために
下痢のようになるのです。

 真打やとりは、いつもは出ませんし、どうしても出さなければ
いけないというものではありません。
 無理に出そうとしてトイレでねばると痔になる可能性がありま
す。
 たまに出すことができると、これが本来の人間の姿と思うぐら
い壮快な気分になります。(腹痛が残ることがありますが、筋肉
痛のようなものとお考えください。しばらくすると治まります)

 トイレに行っても排便できなかったからといって時間の無駄に
なるわけではありません。
 もともと便意がないのに排便しようとしているので、排便でき
なくても不思議ではなく、トイレに行って排便をしようとしたこ
とで、梅干をイメージすると唾液が出るように、トイレに行くと
排便したくなるという習慣が身につけばいいのです。

 排便をストマックトレーニング、トイレをストマックトレーニ
ングルームと考えれば、積極的に排便しやすくなるのではないか
と思います。

 どんなダイエットをしても痩せない。あるいは、痩せてもすぐ
リバウンドする。そもそも間違った方法をしているのですから、
それが当たり前なのです。
 排便しないかぎり、胃腸内をきれいにすることはできず、健康
的に痩せることは絶対にありません。

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